次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツと「?」の収穫体験などです。希望者にカブトムシの幼虫配布もします。
〇 第1回特別活動は、実施日・内容ともに未定です。

2018/01/30

活動報告:取外した巣箱を再設置

修理のため取り外した巣箱を再設置。
2018年1月27日土曜日の午後、前の週の土曜日午前の第8回特別活動で修理が必要だったり、紐が切れたり弱くなっていたものは、そのまま再取付けせず、自宅に持ち帰り、修理をしてこの日再取り付けをしました。
取り付けたのは、写真にある10個の鳥の巣箱と、1つのバットボックス。
巣箱は、5つの片流れ型と5つのひし形タイプ。
一人で取り付けるのは高さもあり、下を支えながら付けるととても楽なので、Sさんご家族4名に特別にお手伝いをお願いしました。
特に身長があって、若くて、身軽なパパは巣箱付けにうってつけ!
しっかりこき使ってしまいました。感謝!!
ママも子供たちも巣箱の運搬などでしっかりとお手伝いしてくれましたよ!
何せ合計11個を一気に付けたのですから…。
 
 
巣箱の取り付けは、順調に推移。さすがに複数の人数でやると違う!!
校門の横には、先週参加したHちゃん(3年女子)が、「学校にプレゼント!」と言って寄贈してくれたものを設置。

校庭を巡っていた最後のころ、体育館の片側だけ枯れた木で、こんなものを見つけました。
小さな穴はたくさん、大きな直径4cmほどの穴は、3つ。
断面を見るとまだ新鮮で、ほじられたばかりとわかります。
これは、キツツキの仲間、つくし野にもいるコゲラの食痕(食事した跡)です。
コゲラは、ニーニーと鳴きます。意外ですが、セントラルパークでもよく見かけます。
彼らが、枯れた木を食べている虫をほじって探した跡です。
 取付後、お約束の記念写真。
Sさんご家族全員に、すっかりお世話になりました。ありがとうございました。
≪おまけ≫
久しぶりに小学校の掲示板を確認。
先週の活動の案内チラシがちゃんと裏表で掲示されていました。
副校長先生、ありがとうございました!

文章:小池常雄
写真:Sさん、小池
ブログ編集:小池

2018/01/28

活動報告:第10回定例活動を実施

第10回定例活動「庭に小鳥を紹介しよう!」を実施しました。
2018年1月20日土曜日午後、第10回定例活動「庭に小鳥を招待しよう!」を実施しましたので報告します。
午前中の巣箱の中の確認の特別活動を解散後、慌てて視聴覚室に戻り、午後からの活動の準備を開始。
田村(ゆ)さんに加え、樋村さん、船崎さん、金森さん、檜山さんが合流。九州に単身赴任中の高見さんも駆けつけてくださいました。
この日は毎年、準備と活動の内容が豊富で、ギリギリの時間。
顧問の皆さんに準備のご支援いただきましたが、私が忘れ物を取りに自宅に戻ったりしなくてはならず、ゆっくりとし幸せな食事時間はとても短く。
あっという間に、開始時間。
次々に参加者が集まって来ました。
このプログラムは、説明資料やサントリ―社から提供いただいている資料配布もあり、巣箱の材料の実費集金500円もあり、なかなか大変。
ここ数年では、このプログラムでは参加者が多め。午前中のプログラム同様に、初めて参加してくれた、未就学の子と保護者が多かったような気がします。
 私からは、鳥の巣のいろいろ、つくし野に住んでいる鳥の種類、自宅や畑で見つけた実際の巣をご紹介しました。(写真は写し損ねました)
自分で木の枝に巣を掛けられる、メジロ、ヒヨドリ、キジバトなどは、つくし野でも巣作りには困らないけれど、シジュウカラやスズメといった、樹洞性(木の洞や家の隙間に巣を作る性質)の鳥には住宅難。
だから、巣箱を付けて、助けたいというお話をしました。
特に私は、「シジュウカラ:ラブ!」
シジュウカラは、姿よし、声よし、夫婦仲よし、夫婦そろって協力して子育てをし、そもそも私が作った巣箱をよく利用してくれる!!子育てに大量の昆虫を捕食し、木の葉が食べられてしまうのを防いでいます。
[アフリカのハタオリ鳥の巣を説明する私:撮影:岡本さん]
毎年、私の話だけで作業に移るのですが、今年は特別ゲスト(一財)公園財団の檜山さんに鳥の羽のお話をしていただきました。
風切り羽根、羽毛など鳥の羽の種類と働きの違いのお話です。
特に昨年の夏、水場のないつくし野では営巣するはずがないのに、驚きの営巣をし、巣立ちではパトカーの出動まで招いたカルガモの巣から回収した羽毛も教材??として登場しました。
 今年はこれまでの、4-5種類の鳥の巣箱とコウモリの巣、鳥のエサ台の設計図に加え、新作のヤモリの巣箱の設計図も登場。別のブログでご紹介する予定。
また、檜山さんと協働で、(一財)公園財団の指導者養成プログラム集(鳥編)づくりをを少しだけ参加しました。400頁以上のボリュームのあるものです。これも別のブログでご紹介します。
下の写真は、つくし野の自宅や近所で採集できた鳥の巣の数々。
 お話の後は、それぞれの家族で作る巣箱を決めて、製作開始。
事前に1年かけて我が家の車庫で乾燥させたこんな30枚用意した板材が、巣箱に変身していきます。
もう12回目、毎年繰り返していプログラムですが、日常ではなかなか短時間でこういうものを家族で作る経験は少ないのではないですか?
 以前、小学校から利用を許されていた図工室に比べ、視聴覚室の机と椅子はこういう作業には適していないのですが、致し方ありません。
 始める前に、金尺とのこぎりの基本的な使い方をお教えしただけですが、皆さん元気に一生懸命作業開始。
 家族で、親子で、兄弟・姉妹で協力しながら一つのものを作るのは、貴重な体験と思うのですが…。
 材料の配布は、こんな感じ。最初に板を配布しますが、細かい部品は作業の進行に従って配布するのです。
写真は残しませんでしたが、毎年やや特殊な工具で穴あけをするとき、小学校中学年以上の子供たちには、私がサポートして自分で穴をあける体験をしてもらいます。
小学校の授業では、危険でもあり、実施できない作業も、この活動では一対一の対応ができる時は実施しているのです。
時間の経過とともに、あちこちの家族で巣箱が完成していきます。
 未就学の参加者が多かったせいか、部屋の片隅のベビーチェアで爆睡している子や、一生懸命工作しているお母さんに背負われ、これまた爆睡する子供の姿も。この日は、お母さん一人で奮闘している姿も何人もありました。
主催者としては、うれしくもあり、大丈夫かな?と心配にもなり・・・。(笑)
男性の顧問諸氏にサポートをしていただいたことを申し添えます。
 今年は、なかなか成績優秀。
時間が経過してもできあがらない家族がいると主催者としてはとてもドキドキするのですが、特に遅れてしまった家族もなく、逆に端材で二つ目のヤモリの巣箱を作っている家族もいました。
活動の最後は、例年通り集合写真と巣箱を背負った写真の撮影。
もちろん、巣箱は木に取り付けるためのものですが、自宅に持ち帰るのに、ぶら下げて帰るのではつまりません。
木に取り付ける紐を上下に結べば、ちょうどランドセルのように背負って持って帰れるのでらくちんなのです。
巣箱でなく、エサ台も無理やり背負えるようにしてしまい…。
小さい参加者は、お兄ちゃんが背負うのを見て、自分も背負いたくなって大泣き。ごめん!サンプルのものを背負わせてあげればよかったね…。
(篠田顧問が対応して下さり、これにも感謝!)
今年で12回目のプログラム。
毎年20個以上の巣箱が、つくし野や近郊の自宅のみならず、全国のおじいちゃんやおばあちゃんのところへ届けられます。合計では、300個は越えています。
10年以上の設置で、つくし野のシジュウカラが増えているように感じるのは、私だけでしょうか??
参加者は、未就学:14名、1年生:5名、2年生:1名、3年生:5名、4年生:2名、5年生:2名、小学生の合計:15名。保護者:21名。参加家族:19家族。
顧問・取材:田村ゆ、篠田、樋村、船崎、金森、高見、檜山、岡本、小池の9名。
子供の合計:29名。大人の合計・30名。総合計:59名。
子供の属性で、つくし野小、天使幼稚園以外は、町田第一小学校でした。
文章:小池
写真:岡本(ハタオリ鳥の巣を説明している写真、集合写真)、小池
ブログ編集:小池

2018/01/27

活動報告:第8回特別活動を実施

校庭の巣箱を確認したので報告をします。
 1月20日土曜日午前第8回特別を実施したので報告します。
この日は、午後の定例活動に向けた準備を朝8時から開始。
年間20回開催する活動の中で一番、用意する資材が多く巣箱などのサンプルもたくさん運ばねばなりません。男性の顧問がみな、体調や都合が合わず、一人で準備を開始。
何せ、巣箱用の板材は長くて重い、。巣箱は箱だけれど、積み上げられず、コロコロ。
うんうんと頑張っていると故田村校長先生のおくさまゆり子さんが駆けつけて手伝ってくださいました。
なんとか資材を視聴覚室に運び込むともう、午前中の活動時間。慌てて集合場所の校門に駆けつけるとすでに参加者が集まっていました。
例年の3倍くらいの人数でしょうか?
未就学のこのプログラムに初めて参加する母子が多かったように感じました。
 巣箱は、全部で11個校庭に付けてあったのですが、1年間の間で麻紐の劣化と木が腐り切られたせいで2つが取り外され、小学校から引き渡されていたので、9個の巣箱が付けられていたことになります。
 校庭の西北の角の非常階段につけられたものから順番に時計周りに巣箱を一つずつ確認し、記録を残していきます。
 これは、シジュカラの巣。
きれいに丁寧に作られていて、卵を温め、子育てをする産座もきれいな円形に作られています。
取り出してみるとこんな感じ。
四角い巣箱には巣材がたくさん運び込まれていて、コケがたっぷりの基盤に産座の周りだけ、ふわふわの犬の毛で作られています。全体にとても丁寧でキレイ。
 一方こちらは、スズメの巣。
ススキのような枯れた草が大雑把に丸く円を描くように巣箱の中に詰められています。
でもスカスカ。全体に均一で、大雑把。シジュウカラの巣とは随分違います。
 今年の特徴は、いくつか卵が残されていたこと。ちゃんと孵化した卵のカラは、親鳥が食べてしまいます。
つまり本当は、この活動では、巣材だけ残っていて、キレイさっぱり何も残っていないのが一番良いのですが、孵化しなかった、つまり卵からヒナになれなかった卵がいくつも残されていました。
 この活動に初めて参加した未就学の子供たちは、この様子に興味深々。
取り出した巣材は、段ボールに入れて運んだのですが、皆で覗き込んでいます。
 これは、正門の真横のもの。
ここに巣箱を設置してから9年目くらいですが、正門横のこんなに低い位置の巣箱に毎年必ず営巣するのです。今年も、やはり営巣が確認できました。
 このひし形タイプの巣箱は、シジュウカラには大人気。
なぜか?と考えるのですが、四角い箱型のものと比べると運び込まれている巣材は1/10ほど。巣材を運び込む手間が最小で卵を産めるので、シジュウカラにとってはらくちんなのでしょうか?
 校庭全体に次々、巣箱を確認し、そのまま再取り付けできるものは取り付け、修理が必要なものは持ち帰り、次週、再取り付けをしました。これは別ブログで報告します。
 巣箱を開ける時には、みなでカウントダウンして、3・2・1と数えて開けました。
昨年は、すべての巣箱に営巣が確認されるという驚きの結果でしたが…。
今年もなかなかの高成績。
9つのうちの7つ。5つはシジュウカラ、2つにはスズメの営巣が確認できました。
十分に好成績と言えます。
最後に、お約束の記念写真。12回目のこのプログラムでは、最大の参加人数だったのではないでしょうか?土曜日の朝、参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
参加者は、未就学:10名、1年生:4名、2年生:1名、3年生:4名、4年生:1名、5年生:2名。小学生の合計:12名。保護者:13名。参加家族:13家族。
主催者・取材:田村ゆ、小池、岡本。
子供の合計、22名。大人の合計16名。
参加者すべての合計:38名 でした。
文書:小池
写真:岡本さん(集合写真)、小池
ブログ編集:小池

2018/01/21

報告:畑のお世話(タマネギ・ニンニク)

こんな時期に、タマネギ・ニンニクを植付。
[もやしのようになってしまったタマネギ。水なしでもここまで成長?]
 いつも活動をご支援いただいているご近所のTさんに、
「本当は昨年の秋に植え付け、年末までに収穫するはずのタマネギの小玉を植えないでおいておいたら、こんなになっちゃった。」
…と、もやしのような芽が出たタマネギをいただきました。
写真はないけれど、ニンニクも…。
ニンニクは半分以上傷んでいたので、一つ一つ皮をむいて選別。
タマネギのほうは、9割がた何とか植えることはできそうでした。
1月13日土曜日夕方、一人で作業しました。12月の活動でウネを建て、残しておいたものの2ウネを合わせ、幅広で、穴なきマルチを敷きやすいものに改修。
 [マルチを掛ける前。ウネを建てた後なので、土が柔らかく作業はとても楽]
[植え付けた後の様子]
どれだけの苗が、この寒さに負けず、初夏の収穫時期に収穫できるかは疑問ですが、このままにしては腐らせてしまうばかりです。
植え付けるにはあまりに気温が低く、時期も3-4か月ほど遅いのですが、それでも一刻も早く…と考えたのです。
うまくいけばまたこのブログでご紹介します。
この作業の前に、びっくりしたことがあったのは、こんな姿があったから…。
先週、葉物やさいのウネに不織布を掛けたのですが、一枚が強風にあおられ、外れてしまっていたのです。
そこをすかさず野鳥に見つかってしまい。ヒヨドリかキジバトが犯人か?と思うのですが、新芽の甘いところを食い散らされてしまい…。
こんな感じになっていました。
野鳥たちもこの時期食べるものが乏しく飢えているので仕方がないとも言えるのですが…。
まだ成長途中なので、あわてて不織布を戻し、園芸用ポールなどで重しを戻しておきました。
[不織布がはがれてしまったコマツナのウネ]
[まだ、散った葉が新鮮なので、ごく最近のもの。この日の朝かな?]
寒いといえば、この日の前後数日は、1年に一度あるかないかの寒波襲来。
畑の北斜面は、もう夕方の時間でしたが、まだこんなに霜柱が残っていました。
 私の左手中指と比べていただければわかりますが、長さ3-4㎝というところでしょうか?
 畑の中央の水やりバケツの底には…。
やはり厚さは、3-4㎝はあったでしょうか?
畑の南側のハクサイのウネはこんな感じ。
 例年に比べ、はるかに成長が遅れているハクサイはこんな感じ。トウがたつ前に結球するのは厳しそうです。
こちらもよく見ると、野鳥の食害にあっています。
残っていたネットを掛けて置きました。
春先にどのような収穫になるかとても心配ですが、できることはやっておきたく思っての作業です。
写真の紹介はないですが、長ネギとサヤエンドウ、葉物野菜などの生育は順調です。
ソラマメの芽吹きがまだ確認できていません。
これはもう少し待ってみる必要がありそうです。
                               以上です。
文章:小池常雄
写真:  同
ブログ編集:同