次の活動実施予告・実施済の報告


◎2024年度もつくし野ビオトーププロジェクトを実施します。
〇第1回定例活動は4月20日土専用畑で年間プログラムの発表や新キャベツなどの収穫体験などを実施しました。
〇 第1回特別活動は、連休期間中に野菜の収穫た体験を実施予定です。確定後このブログで紹介します。

2013/07/22

活動報告 13年度 第4回活動「森で学ぼう!森で遊ぼう!」

文:小池さん
写真:桑木さん、小池さん、井上さん

本年度、第4回目の活動を実施しましたので報告をします。

今年は梅雨が早く開け、連日、猛暑日が続いています。いくつかの行事が高温を理由に中止になったとの情報もありました。天気予報の最高気温の予報が気になり、朝5時45分には起き、天気予報の温度の予報をみました。予報によると、曇りがちで、猛暑日とはならないものの、ここ数日に比べれば最高温度はやや低いというものでした。活動を実施することにして、朝10時半から、5名ほどで会場や資材の準備を始めました。
スズメバチがいる場所や立ち入り禁止の場所の明示など、安全確保に重点を置いて、準備をしました。
さて、つくし野小学校ビオトーププロジェクト本年度4回目の「森で学ぼう!森で遊ぼう!」の活動です。
小学校の正門に集合して、活動場所の雑木林に徒歩で移動しました。

初めに、私から、今日の活動内容を説明しました。森のお話をした後、いくつかのプログラムを並行して進めるというお話をしました。

いつもの10問3択方式のクイズを用意していたのですが、にわか雨の予報もあり、プログラム全体を早く進める必要を感じたため、クイズは中止し、代わりに私から森についてのお話をしました。
森は、様々な働きがあり、人間の文明を支えてくれていること。
森は、多様な生物の暮らしを育む、豊かな環境になっていること。
身近な森の、ここのような里山の雑木林の恵みで、日本人の人々の暮らしは長く豊かだったけれど、住宅地の開発などで里山が失われ、残された雑木林も人の手が入らなくなり、荒れていること…などをお話ししました。

地球の生物の中でも、とりわけ昆虫は豊かな種類を誇っていて、とくにゾウムシの仲間は、世界中に驚くような姿かたちを持った種がいることを、写真で説明しました。

森の中での活動プログラムは、いつもの「ハンモック」「どこでもブランコ」「1本ブランコ」「藍の生葉タタキ染め」「スプレーで作る木の葉のはがき」「白樺の小枝で作るアクセサリー」「実体顕微鏡で見るホウセキゾウムシ」でした。
今年はこれに「葉脈の版画絵ハガキ」を初めてのプログラムとして加えました。

また、東邦レオのお二人に講師になってもらい、「ハーブで作る虫よけスプレー」を初めて作りました。
ハーブは、グレープフルーツとラベンダーの2種類から選ぶことができました。
小さなスプレーのボトルにラベンダーの花を入れるところがおしゃれでした。

とてもいいお土産ができました。

「藍の生葉タタキ染め」のエコバック作りは、人気があり、いつまでも小さなトンカチをたたく音が、森の中に響いていました。大きな鉢を雑木林の中に運んだかいがありました。大切に使って下さいね・・・。
「つくし野小学校ビオトーププロジェクト」は、本年度前半の活動に対して、(公財)安藤スポーツ・食文化振興財団(略称:安藤財団)が実施する、第12回トム・ソーヤースクール企画コンテスト(2013年度自然体験活動支援事業)http://www.shizen-taiken.com/index.html全国50の活動の1つに選ばれ、助成を頂くことになりました。安藤財団は、チキンラーメンやカップラーメンの発明者:安藤百福(あんどう ももふく)を記念した財団です。
「トム・ソーヤースクール企画コンテスト」は、安藤財団が「自然体験活動は子どもたちの体力だけでなく、おもいやりの心や創造力、チャレンジ精神を育む」との考えに基づき、全国の学校や団体から自然体験活動の企画を公募、その実施を支援し、自然体験活動を広く推進するためにおこなっている事業です。優秀な活動団体は表彰のうえ、その内容がホームページで公開されます。

今日のゲストは、
特別講師を務めてくれた東邦レオの小坂さんといつもの小松さん
はじめての参加して下さった平嶋さん
イトーキの岩井さん、
月刊誌「スクール アメニティ」の記者、岡本さん、
北里大学1年生の小松里緒奈さん、三澤ふみ子さんの2名でした。
未就学児とおじいちゃんという参加者もありました。
撮影:『月刊スクールアメニティ編集部』
そして参加者数は
児童29名、未就学児4名、保護者22名、顧問、ゲスト、講師8名の合計63名でした。

参加して下さった皆さん、支援して下さった皆さんありがとうございました。

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